多くの方が実は悩んでいる「便秘」
□以前より回数が少なくなった
□違和感、残便感がある
□すっきりしない
など、人によって悩み、症状はさまざまです。
単に「出ない」だけが便秘ではないため
「以前と比べると…」と思い出しながら回数が減ったり、違和感があったり
少しでも異変がある方は慢性化する前に早めの対策をしておきましょう^^
便秘の種類や、対策を紹介しています^^

大きく2種類に分けられる便秘
~「器質性便秘」と「機能性便秘」~
①「器質性便秘」
器質性便秘とは、大腸の形の異常や、傷を伴う病気がもとで起こる便秘のこと。
器質性便秘の場合はすみやかに医師の診察と治療を受ける必要があります。
②「機能性便秘」
普段の食事や習慣が原因で、消化器官の機能が低下し便秘につながります。
この「機能性便秘」には
・弛緩性便秘
・痙攣性便秘
・直腸性便秘
と種類があり、それぞれ症状や対処が違うので
今回は詳しく紹介していきたいと思います。
◇弛緩性便秘 ……大腸の運動が低下
* 運動不足、水分不足、食物繊維の不足、筋力の低下、極端なダイエットなどが影響し
女性や高齢者に多い。出産後の女性は特に注意が必要。
・お腹が張って苦しい
・肌が荒れる
・黒っぽくコロコロした便が出る
腸管の緊張がゆるんでしまい、ぜん動運動が十分に行われず
大腸内に便が長くとどまり硬くなってしまうタイプ。
◎筋力の衰えも原因の1つなので、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどで少しずつ体を動かしましょう
◎不溶性食物繊維の根菜類、緑黄色野菜を積極的に摂り、腸を刺激することを意識しましょう
◇痙攣性便秘 ……大腸の過緊張
* ストレスを溜めやすい方は要注意!
精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが大きく関係
・わき腹や下腹部が痛む
・下痢と便秘を繰り返す
・便が少しずつしか出せない
・残便感がある
自律神経の乱れから、腸管が過緊張してしまい
便がうまく運ばれず、うさぎのフンのようにコロコロとした便に。
◎腸内環境を整えてくれる水溶性食物繊維を含む海藻やこんにゃくを積極的に摂るのがオススメ
◎逆に不溶性食物繊維(根菜類、キノコ類、豆類など)は、大腸への刺激が強く、症状を悪化させる場合があるので注意が必要。
◇直腸性便秘 ……直腸に便が停滞
* 高齢者や寝たきりの方、痔や恥ずかしさなどにより我慢しやすい方がなりやすい
・ほとんど便意を感じない
・排便に時間がかかる
・便がとても硬い
普段から便意を我慢する習慣がついて、
次第に直腸が慣れてしまい、便が便意が起こりにくくなるタイプ。
◎水溶性食物繊維と水分を積極的に摂って、やわらかく量のある便をつくりましょう
◎朝食をしっかり食べ、朝はトイレに行く時間をつくるなど、良い生活リズムをつくることも大切です
さまざまな種類の便秘がありますが、便秘に影響する原因は大きく5つ。
病気に由来する便秘でない限りは生活習慣を見直すことで改善される方も多くいらっしゃいます。
・食物繊維の不足
・水分の不足
・ストレス
・不規則な生活
・排便の我慢
一気にすべて見直し、改善するのはなかなか難しいかもしれませんが、
少しずつ普段の生活から意識をしてみてください^^

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